追憶のタキシーダンサー 8月19日(金)から21日(日)&25日(木)から29日(月) at浅草東洋館劇場 【作・演出】望月 六郎 【出演】丸山正吾/ゆうき梨菜/前田寛之/流しの信之/岡田悟一/中瀬古健/渡辺宏明/璃娃(レイアイ)/野村亜矢/飯嶌佳依/大岸明日香 他 チケット先行予約開始

『踊りましょうよ……どうせ今宵かぎりじゃない』

8月19日(金)から21日(日)&25日(木)から29日(月) at浅草東洋館劇場

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全席日時指定・自由席

料金

※学生の方は、当日受付にて学生証をご提示下さい。
※ご来場日時変更の場合は、3日前までにお気軽にご連絡ください。

<スタッフ> ●音楽 野島健太郎 ●ダンス振り付け MIKU、松尾耕 ●美術 唐ゼミ ●照明 Jimmy ●照明操作 株式会社FREEWAY inc. ●音響 筧良太 ●舞台監督 斉藤亮介 ●衣装 園山織衣 ●宣伝美術 アジャ(CD増田大福、AD関口悟史) ●宣伝写真 斉藤泉 ●劇場写真 伊藤勇司 ●映像制作 彩高堂「西池袋映像」 ●制作 望月克美・日笠宣子 ●製作 劇団ドガドガプラス

1940年=昭和15年10月31日、日本全国からダンスホールの灯りが消えました。『国家の非常時に踊ってる場合じゃあないだろう!?』ってことなんでしょうね。翌日の新聞見出は『今宵かぎりのステップ・ダンスホール昨夜は超満員』でして、この日から一年と少しが過ぎると私たちの国は真珠湾攻撃を敢行し運命の扉を開けるのです。 舞台は男たちの欲望が渦巻くダンスホール『滝壺』。ダンスホール最後の夜の物語。男たちを誘う壁に居並ぶタキシーダンサーたちには人には言えない秘密がありました……それでは話が先に進まないので秘密をご披露します。タキシーダンサーたちはそもそも不良少女出身、打ち続く戦乱に飽きた彼女たちの心に宿る魂は日本古来の『トイチハイチ』=在りし日の夢『男装の麗人』を慕うレズビアンであったのです。嗚呼、ナイチンゲールの昔から戦争はレズビアンの揺かごなのです。そんなこととはつゆ知らず、オートマチッックにチケットを吐き出す男たちこそ悲しい時代の兵士でありました。 その夜から幾星霜……たった5年を待たずして大日本帝国は落日の時を迎えるのです。激動の日々にあっても人の営みは現代に生きる私たちときっと大差はないはずです。大方、食って寝てサカって老いて、いつか死ぬ……同じアホなら、踊りゃな損々。 『追憶のタキシーダンサー……永井荷風“問わず語り”より』は戦前戦中をやり過ごした永遠の不良たちに送る『暮しの手帖』です。


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浅草東洋館劇場

  • 〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目43−12
  • TEL 03-3841-6631