2018.07.30 Monday
稽古場日誌
蓮沼です。
お芝居をする人間がやらなければいけないもっとも重要なものの1つに、「誰かが台詞を言っている時の反応、リアクション」と言うものがあります。大抵の場合、台本を数回読んでいると自然と分かってくるものなのですが、ドガドガプラスのお芝居は「どう反応して良いか分からない」場合が多々あります。なぜなら、普通に生活していて、まず立ち会うことのないシチュエーションである場合が多いからです。
稽古中、或いは家に帰って台本を読み返していると、台詞の一言一言にどう反応するかを考えれば考えるほど深い闇に陥って行きます。まるでお化け屋敷に入っておそるおそる回りを気にしながら一歩一歩進んで行き、かなり進んでいるはずなのに一向に出口に出られる気配がない。そんな感覚。
でも、時々現れるお化けに出合ったときに今までびくびくしていた自分がお化けによって驚かせられた時の「うわっ!」と体が反応した後の爽快感は、言葉に出来ないものがあります。まるで自分が今までしてきたことが「それが正解だよ!」と全力で肯定された時のような。
自分でも何を言ってるのか分からなくなってきましたが、何度も台本を読み、何度も皆で繰り返し同じシーンを稽古していれば、いつか必ず「この感覚か!」と気付くときが来るはずです。
本番まであと半月。無事にお化け屋敷から出られるように、或いは出口から差し込む光が見えるように精進いたします。
写真は今回作中でいつも共に行動している佐藤亜柚さん。
僕がドガドガさんで初舞台を踏ませていただいた時と同い年なのに、凄くしっかりしていて、ずっと甘えっぱなしです。
役のことや立ち姿など色々と相談に乗って下さっています。
いつもポンコツ相手に本当にありがとうございます。
長々と失礼致しました。









